エステティシャンの実力差について【インタビュー第5回目】

体験などでいろいろなエステに実際足を運んだことのある方は分かると思いますが、施術が上手な人と下手な人の差ってかなりあると感じることがあります。

本当に「このエステはこれで大丈夫なのか?」と思うぐらい、明らかに下手な人にあたった経験が私もありますし、私と同じように感じたことのある方はかなり多いのではないでしょうか。

ということで第5回目のインタビューのテーマは、「エステティシャンの施術技術」をメインテーマにお話を伺いたいと思いますので、Y子さんどうぞよろしくお願いします。


はい。どうぞよろしくお願いいたします!

今回はエステティシャンの技術に関してということなのですが、体験で初めてそのエステに行く場合は現場で施術するエステティシャンが、お客様のそのエステの評価になりますので、このテーマはお客様目線ではかなり興味があるところですよね。

では実際のところ「エステティシャンによって実力差はあるのか?」なのですが、これは明確にあると断言します。


やっぱりそうですよね!

お店に問題があるというよりは、この人に自身に問題があるんじゃないかと思うぐらい、人によってレベル差がすごいありますよね!


ありますよね~。

ではこのような「エステティシャンの実力差はなぜ起こるのか?」というお話をする前に、体験ではなくコースを組んで複数回通う場合に、もし担当したエステティシャンが下手だと思ったり、性格的に自分には合わないと思った場合はどうすればいいのかについてお話します。

結論から言うと、これは遠慮なく変更してもらう旨をサロン側に伝えると良いでしょう。


でも「あの人は下手だから、私には付けないで下さい」なんて言いにくくないですか?

これからも通うわけですから、担当者本人の耳に入ってしまったら気まずいですし・・・。


それはそうですよね、分かります(笑)

ですがせっかくお金を支払っているのに、自分が下手と思う人や合わない人に施術をしてもらうのはあまりにももったいないですし、かと言ってその後も通うことになるのででできるだけ角は立たないようにしたいですからね。

ですので、その場合のおすすめのやり方としては、電話予約の時に「以前に担当した〇〇さん以外の方でお願いします」といったような感じで自分の要望を伝えるのがいいでしょう。


そうか、電話で伝える分には別に気にするほど気まずくはならないのかな?

さりげなくサラッと言ってしまえば、別に向こうもそこまで追求してこないのかもしれませんね。


はい、そこはお客様側がそんなに気にしなくてもいいと思いますよ。

ではここからは今回のテーマに沿ったお話をしていきますが、そもそもエステサロンでは新しく入ってきたスタッフにはまず新人研修を行い、肌や毛根の仕組みや体の構造など施術をする上で知っておくべき知識や基本的な技術の指導が行われます。

一口にエステティシャンと言っても、研修を受けたばかりの新人スタッフと現場で何年もお客様の施術をしてきたスタッフでは差があるのは当然です。


それはもちろんそうですよね。

ベテランさんと入店したばっかりの方では何もかも差があるのは当たり前でしょうし、私も自分が受けるならキャピキャピした新人さんよりも、この道何十年のような方のサービスを受けたいと思うのが素直なところです。


はい。ですが基本的にはそうなのですが、実は必ずしもそうではない場合もあるのです。これはまた追って説明しますね。

教育や管理がずさんな一部の悪質サロンを除いて、どこも新人教育は徹底的に行われているはずですし、施術もマニュアルに沿って体に染みつくぐらい教え込まれます。

それでもどのサロンにおいてもエステティシャンの技術差があるのは、これはやはり言葉では表現できない感覚的なものや、実際にお客様に対して施術をしてみて覚える部分というのがあり、これは研修だけでは教えることができないからなのです。

つまりある程度のレベルまでは研修で上げることはできますが、そこから先は教えるというよりそのエステティシャン自身が肌で感じて覚えていくことだからですね。


やることはほとんど同じでも、研修と実践ではやはり違うと。

そんな実際の現場に慣れていない新人さんに当たると、「あれ?」って思うことはたくさんありそうですよね。


そうですね。

特にマシンを使うような施術よりも、ハンドマッサージなどは明らかな技術差がでてしまう部分になります。

また施術によって想定外のトラブルが出たときの対処法、イレギュラー時の対応に関しても相応の知識や経験が必要ですし、これもある程度の場数を踏まないとなかなか難しいでしょうね。


画一的なマシンの施術よりも、職人技のような部分のあるハンドマッサージに違いがでるのは素人目線でもすごく納得いきますね。

あとはトラブル時も含めた、現場のアドリブ力にも明らかに差が出ると言った理解で大丈夫でしょうか?


はい。それで大丈夫です。

後はそういった経験の差だけでなく、エステティシャンという仕事は個人の力量が明確になりやすいと言われいる職業です。

例えばパソコンの入力作業のお仕事は正確な文字を入力するという明確な答えがありますし、経理などでは正しい数値にするために四苦八苦ながらも努力しますよね。

しかしエステティシャンというお仕事は目指すべき方向はあっても、これが正解というものはありません。


スタッフ教育に使われる見本や手本というのは、あくまでも企業の求めるボーダーラインであって、目指すべき最高の技術かというと少し違うものになのです。

そういったため、エステティシャンは自分の目指す方向を自分自身で定めて行かなくてはいけないということになります。


なるほど、少し哲学的ですね(笑)

ある程度のレベルまでいくと後は美容のプロとして自覚しながら、エステティシャン自身が模索しながら自分の道を追求する必要があるということですね?


その通りですね。

エステティシャンが必要な技術は、手技・知識・話術など多岐に渡るのですが、そうなると目指す位置が人によって大きく違ってくるからです。

例えば、施術がうまくなりたい人、論理的な知識を得たい人、お客様をリラックスさせたり上手に話して楽しませてあげたい人などなど、もちろんどれも高レベルまで極める優秀な人というのも存在しますが、本人の資質の部分において大抵の場合は偏りがどうしても出てしまうのですね。


人によって得手不得手は異なりますからね。

でしたらその人の持って生まれたセンスなども、大きく関係してきそうですね?


これは、関係大ありです。

先ほども言いましたが、教育の行き届かないサロンや、決定的にエステティシャンに向いていない人、単純にやる気のない人以外であれば、店舗での教育や実践によってどのエステティシャンでもある程度のレベルまで到達することはできます。

そこから先というのは仰ったように、本人の持って生まれたセンスや性格というものが色濃く出てしまいますので、同じサロンで同じ教育を受けた人であってもテクニックには差が出ますし、得意な部分・苦手な部分というのも全く異なるのです。


そういう職業になりますので、入ったばかりの新人レベルでは技術差があって当然だと言いましたが、その逆に何年も勤めたベテランのエステティシャンよりも、サロンに勤務してまだ半年しか経っていない人が、技術の上では上位になるということも実は少なくありません。

もちろん対応するお客様との相性も深く関係してきますが、もともとのセンスと努力が目に見えやすい仕事でもあるのですね。


ある一定以上を超えると、そこから先は資質と本人の問題ということですかね。

そういう業界だからこそ、自分との相性が良くて効果もしっかりとだしてくれるハイレベルなエステティシャンとの出会いは、すごい貴重な物なんだと解釈しました。


はい。それは本当に貴重な物ですし、やはりお客様側もいろいろなサロンに足を向けてみないと分からないことなんです。

あとは分かりやすい施術テクニックの部分だけでなく、セールストークなどの話術に関しても同じことが言えますね。

正直な話、話術のうまい人は売上をあげるので上からの評価も高く、そのサロンでの重要なポストや勧誘の場にいることも少なくないですからね。


えぇ。。。営業結果を出すための、話術に秀でているエステティシャンですか。

それはちょっと、こちらの消費者側にとっては歓迎したくない才能なのですが・・・。


まぁ、そうでしょうね(笑)

もしかするとそのようなシーンを目や耳にする機会が多いので、「エステサロンは上手いことを言って買わされる」というイメージが付いたのかもしれませんね。


これらのことに関しては、過去のインタビューでたっぷりとお話しさせていただいたので、そちらを参照いただくということで。

ただし売り上げをあげるためじゃなく、本当にそのお客様のことを考えて話をするスタッフも当然いますので、これは相手の話をちゃんと聞いてお客様自身が判断していくしかありませんね。


はいそこら辺に関してのお話は、もう過去にたっぷりと(笑)

それでは今回の第5回目のインタビューで伺ったお話を簡単にまとめさせていただくのですが、

・あらゆる意味でエステティシャンの技術差は確実に存在する
・自分が気に入らないなら、電話でサラッと伝えて担当者を変更してもらう
・一部を除いてどの店舗のエステティシャンも、ある一定のレベルまでは教育されている
・そこから先は、本人の資質や考えによるところが大きい
・相性が良く高レベルなエステティシャンとの出会いは、非常に貴重
・お客側としては、トークに秀でているエステティシャンは遠慮したい(笑)

今回のお話のまとめとしては、このような感じになると思うのですがこれで大丈夫でしょうか?


はいそのような感じで、大丈夫だと思います。

最後に付け加えるなら、何ともし難い個人差というのはこれからもなくなることないと思いますが、それでもサロンのイメージは対応したそのスタッフが握っているというのはこちら側は重々理解しています。

そしてその上で、お客様のネガティブなイメージを払拭するために、エステティシャン1人1人日々努力をしています。

ですので、できる範囲温かい目で見守っていただければ、それもエステ業界の向上につながるかと思います。


分かりました。

気に入らないことや要望はこれからもビシバシ言わせてもらいますが、基本的なエステサロンに対する考え方は、なるべく穏やかな気持ちを持つようこちら側も頑張ります(笑)。

それでは今回も貴重なお話をしていただき、どうもありがとうございました!


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