エステ側の勧誘のやり方・手口【インタビュー第2回目】

第一回目のインタビューでは勧誘してくるエステというのはどんな特徴があるのかを、元エステティシャンのY子さんに詳しくお話ししていただきましたが、今回の第二回目のテーマも一回目に引き続き、やっぱり消費者にとって一番気になる勧誘についてです。

そして今回は、前回よりもより一歩踏み込んだ内容ということで、ズバリ現場ではどのような勧誘が行われているのか、そのパターンややり方にはどのような方法があるのかなど、エステサロンが行う勧誘の手口について答えていただきたいと思いますので、それではY子さんどうぞよろしくお願いします。


どうぞよろしくお願いします!

元とは言え私もエステティシャン経験のある身ですから、今回の内容はちょっと怒られてしまいそうというか、業界の方にはあまり見られなくないテーマですね(笑)


話しにくいとは思うのですが、私たちお客にとってここは本当に気になるというか未知の世界なんですよね。

得体が知れないからこそ、恐怖を感じてしまうというかなんというか。

あくまでも元ということで、細かいところはあまり気にせずにざっくばらんに話していただければ嬉しいです(笑)


分かりました。そもそもエステが勧誘する手口というのは何種類かあります。

その何種類かの中でも、これはもう論外でありえないというものからお話すると、やはり路上でのキャッチセールスが挙げられますね。

昔は本当に多かったのですが、今はもうキャッチセールスという行為自体が違法ですので、これをメインに営業活動を行っているエステは少ないかもしれませんが。


よくあるのが路上で声をかけてその場でアンケートや肌チェックを行ったり、言葉巧みにサロンに連れられてしまうというパターンですね。

一昔前なんて、求人雑誌でこのキャッチを行うスタッフのアルバイト募集をしている店が多いこと多いこと。

「月収50万円以上稼ぐことが可能です!」みたいな怪しい広告文句が、まぁ堂々と毎週載せられていましたね。


キャッチの為だけのバイトですか、それは怪しいですね・・・。

というかそのバイトをやる人も目的は自分のお金を稼ぐためだけで、お店のサービスの良さや質なんてちゃんと分かってませんよね。


その通りです。

そういう仕事は何人お客様を店に呼んでどれぐらいお金を使わせるのかが全てで、言ってしまえば歩合制の仕事なんですよ。

ですから彼女達からすれば、あくまでも自分の給料の為でしかありませんので、お客様の都合や気持ちなんて一切考えていませんよ。

ですのでここはハッキリと断言しますけど、キャッチを行っているエステでまともなところは1つもありません。


おぉ断言しちゃいますか!

では、怪しいキャッチを行っているようなエステサロンは売り上げの為にお客をカモとしか思っていない、そういう認識で大丈夫ですか?

その中には、親身になって良心的な素晴らしいお店も中にはあったりはしませんか?


これは残念ですがないでしょうね・・・。

分かりやすいように言ってしまえば、そもそも健全な売り上げがたっているエステではキャッチなど絶対にしないからです。

キャッチをやっているようなエステというのは、自分から「うちのサロンは流行っていません」と言っているようなものなんです。

ですので、何を言われたとしても付いて行かないのは当たり前で、声を掛けられても話すら聞かないでください。

そしてあまりにしつこいようでしたら、魔法の一言。「キャッチは違法ですよ」と言えば、すぐに退散すると思いますので。


やってる方も違法だと分かってやっているわけですから、それはこの上なく手厳しい一言ですね(笑)

これは良いことを聞いちゃいました。


では次の勧誘のパターンを紹介しますが、これはもしかすると経験した方もいるかもしれませんが、エステで働いている知り合いに「無料で練習に付き合って」と言われるパターンです。

親切心で練習台になってあげたり、知り合いだから大丈夫だと思って行ってみたら、なぜかその他にも別のスタッフが出てきたりなんかして・・・。


ええ!!なんですかそれは!

というか、そんなことされてしまったら滅茶苦茶傷つきますよ。。。


そうですよね、でも実際にあることなんですよ・・・。

もう少し具体的に言いますと、今まで1~2回会っただけで連絡交換したぐらいの薄い付き合いだったり、今までずっと疎遠だったのに何年かぶりに電話がかかってきてエステの話をしてくる場合は警戒して下さい。


友達なのかどうか自分でもよく分からない、薄い関係の人っていっぱいいるかも・・・。

というかお互いに信頼し合っている本当の友達でしたら、そんなことしてくるわけないですもんね。


はい、絶対にしませんよね。

このパターンはエステティシャンに対してのノルマが激しいサロンに多いので同情の余地もなくはないのですが、それでもやっぱり本当の友達なのであればそんな騙すようなことはしませんよね?

ですからその勧誘をしてくるエステティシャンの知り合いも、あなたを騙したことで失望されたりそれで関係が切れてしまっても全く問題ないと思っているからするわけです。

悲しいですけど所詮はその程度の仲でしかないということで、これもキッパリと断ることをおすすめしますね。


そして次なのですが、さっきと同じようなパターンで今回はエステティシャンではなく、消費者としてエステに通っている人からの勧誘というのもありますね。

これはお店側が、知り合いや友人を紹介すると施術代金を安くしたり割引きするなどの特典を付けている場合が多いですね。


なんと、今度は給料をもらって働いているスタッフではなく、料金を支払っている側のお客側がエステの販売員になるというパターンですか!!

使えそうなものはなんでも使うという姿勢が、たくましいというかなんというか・・・。


そうですね。そしてこれも実は店側には、ノウハウのようなものがあるんですよ。

例えば最初の契約でコースを組んだり回数券を購入すると、必然的に数ヶ月~数年はそのエステに通うことになりますよね?

そこで来店の度に、エステティシャンから「友達を紹介して」と言われてしまうんですが、最初は断っていても段々と断りずらい雰囲気になってしまう。

酷いサロンの場合だと、友達の紹介を断ると明らかに不満な態度をとられたり、施術自体が手抜きのサービスになったりといったケースもあるようですね。


行く度にそんなことを言われて、断ると気まずい雰囲気になるとかちょっとした脅迫じゃないですか!

私だったらもうそんなお店に行くこと自体嫌になって、そこで強く断ってそれでもまだ何か文句を言ってくるようなら解約したくなりますよ。


はい、そんなエステに嫌々通う必要はないのでそこは解約すればいいと思います。

ですが性格的なものもあるというか、サロンに行くお客様の全員が全員ちゃんと断れるわけではないんですよね。


そういうわけで、エステの友達の紹介制度にはこういう背景も中にはあったりしますということで、まぁ別にこれだけが真実というわけではありません。

でもですね、エステ側と気まずくなるのが嫌だからという理由にしろ、料金が安くなったり特典が付いてくるからという理由にせよ、頼んでもいないのに自分から紹介してくるということは、やっぱり紹介する側はあなたの為ではなく自分のために行っているということです。

その知り合いとの普段からの関係性で判断できると思いますが、残念ながらこれも紹介する側は切れても構わないと思う程度の人にしか勧誘していないはずですので、嫌ならハッキリ断りましょう。


悲しいことですが、それが事実なんでしょうね・・・。

なんだか今回のインタビューでは、友達とか周囲との関係性についても考えさせられてしまいますね。


上に挙げたような方法は、あまり営業的にも余裕のない小規模なサロンで行われることが多いですね。

では次に多くのサロンで行われていて、業界的にも一番代表的な勧誘のパターンについてお話しますが、これはズバリ「お試し体験」になりますね。

みなさんも知っているとは思いますが、本来なら1万円以上するエステコースが今ならキャンペーンで数百円~数千円という価格で受けられるというアレです。


はい、これは分かりますしネットで見かけるとその安さについつい目を奪われてしまうことがあります。

安い値段でコースを受けられるというのは私たちにとってはすごくメリットだと思うのですが、これは違うのでしょうか?


お店やエステティシャン雰囲気、サービスの内容やその効果など、1回も体験せずに契約するなんて怖くてできませんからね。

「お試し体験」自体はエステに興味がある人や、コースを組みたいと思っている人がそのサロンのサービスの質を見極められるので、悪いことではないどころかむしろ消費者側には大きなメリットがある良いことだと思います。

ただエステというのも提供している商品が美を扱っているというだけで、そこは当然ビジネスですので1人でも多くのお客様から契約をとりたいと思っているのは本音で、大なり小なり勧誘セールスやというのはあると思います。


そして勧誘が行われるタイミングなのですが、お試し体験の施術が終った時にエステティシャンが製品の説明や契約内容について触れていきます。

この時に勧誘が行われることが多いのですが、そこで美しくなるために必要というところにポイントを置いて説明がされると思います。


そもそもエステに行くということは、「ここをもっとこうしたい」とかコンプレックスを持っていたり、今までよりも美しい理想の自分になりたいといった願望を持っていくわけですからね。

何もわからない素人が、プロの方に美しくなるために必要な事を説明されてしまうと、そこはやはり揺れてしまうものはあると思うんですよねぇ。


もしかすると消費者の方によっては、どんなやり方でや言い方をしても勧誘は全部NGと思われている方もいるかもしれませんが、先ほども言ったようにエステサロンもボランティアではありませんので、利益を上げるために営業活動をしないとビジネスとして成り立ちません。

そしてここからが重要なポイントになるのですが、こういった勧誘などエステの営業活動に関して元エステティシャン的な見解で言わせてもらうと、勧誘にも良いやり方と悪いやり方があると思っています。

このお話はこれからエステに行ってみようと思っている方にとって、そのサロンの体質を見極める参考になるかもしれませんので、ここで悪質なエステが行う典型的な悪い勧誘の手口について簡単に説明しますね。


良いやり方と悪いやり方ですか、なるほど。

そのことを前もって知っておくと、自分がたまたま体験で足を運んだお店が果たしてどうなのか見極めるための材料になりますね!

これは凄い役立ちそうなお話ですね、ぜひよろしくお願いします。


はい。分かりやすいようシンプルに説明しますと、エステサロン側が勧誘するに当たって、お客様の不安を煽るかどうかがポイントだと思っています。

これは技術レベルが低くて悪質なエステの大きな特徴だと思うのですが、勧誘時にその人の不安やコンプレックスを突いてくることが多く、例えば「これはひどい状態です」、「早急にケアしないといけません」「このまま放っておくと大変なことになります」などのような言い方をして、必要以上に不安を煽ってくるのです。

そのようなサロンは自分達の技術力には自信がないので、施術後の状態よりも今後の不安に意識を向けさせてとにかく契約させようとしているので、本当にこういうサロンには注意して下さい。


自分なんかよりも遥かに知識があるプロの方にそんなことを言われてしまうと、実際すごい不安な気持ちになってしまいますよね。

もしそんなことを私が言われてしまったら、やっぱり焦ると思いますし正直ヘコんでしまうと思います。


そうなんですよ。

エステに来る方はなにかしらコンプレックスや不満を抱えている場合が多いので、その部分をエステティシャンという肩書をいいことに大げさに指摘されてしまうと、「私はここままじゃヤバいのかも」と思って、ほとんど分からない状態で言われるがままに高額な契約してしまうケースというのが非常に多いんですね。

後はそういう方の場合、契約した後のセールスでも「あれが必要これが必要」と追加でドンドン購入させられてしまう羽目にもなりかねませんね。


安いキャンペーンを行っているからそれだけを受けるつもりだったのに、気が付けばいつの間にかとんでもない金額にというパターンですか・・・。

しかもそれらが、本当に自分にとって必要なのかどうかも分からないのですから恐ろしい!

この話は、今後の参考にしていきたいと思います。


はい、ですので必要以上に不安を煽ってくるようなお店に行ってしまった場合は話半分というか、エステティシャンの言うことにはあまり耳を傾けなくて構いません。

どうせその程度ですから、実際の施術レベルなども大したことありませんからね。


そして今回のテーマで、私がお話できる最後の注意点も言いますね。

これは一般の方では想像もしていないことかもしれませんが、実は施術中に世間話を装いながら、個人情報を聞き出そうとしてくるパターンもあります。


個人情報を引き出すことですか??

まぁ施術中に全くの無言もきまずいですし、サービス業ですから向こうもいろいろ話しかけてきますよねぇ。

ちょっと分からないのですが、それが私たちの不利益になったりエステの勧誘に関係してきたりするのものなのですか?


はい、これは大いに関係ありますよ。

例えば、体験に来た方が若い人であれば「仕事は何をしているのか?社員なのか?バイトなのか?」、「家賃はいくらぐらいのところに住んでいるのか?」、「洋服に毎月どれぐらいのお金をかけているのか?」などのような話をさりげなく振ってきます。

また30代以降の方の場合は、「結婚しているかどうか?」「旦那さんはどんな仕事をしているのか?どんな役職についているのか?」「最近はどこに旅行に行ったのか?どれぐらいの頻度で行っているのか?」などなど。


つまりですね、エステティシャンがこのような話を振ってくる目的というのは、その体験に来た方が自分のサロンでどれぐらいのお金を落とすことができるのかを把握するために聞いていることがあります。

そして聞き出した情報を元に、この人にはこれぐらいの物をこういうセールストークで勧めようなどと考えている場合があるからなのです。


その人の懐事情を、施術中の世間話から伺っていくんですか!!

なんかもうエステティシャンというよりも、やり手のキャバ嬢みたいな感じですね。


まぁこれに関しては、単純に緊張しているお客様をリラックスさせるためやコミュニケーションとして聞いていることも多々あるので、そこまで構える必要もないかもしれません。

アットホームでフレンドリーな雰囲気をウリにしているお店もたくさんありますからね。

ただしやっぱり初めていくようなサロンだったり、なんとなく不安な空気を感じる場合は、防御策としてあまり自分に関わる個人情報ははぐらかして言わないようにした方が良いかもしれませんね。


なるほど分かりました。

今回のお話は業界の中にいる人しか知り得ないことですので、どれもすごい勉強になりました!


それでは今回の第二回目のインタビューで伺ったお話を簡単にまとめると、

・キャッチをしてるようなところは論外
・エステティシャンの知りあいや、エステに行ってる友達から誘われても嫌なら断る、しょせんはその程度の仲
・エステもビジネスなので、やはり何かしらの勧誘はある
・ただし必要以上に不安を煽るような勧誘には、一切耳を傾ける必要がない
・施術中に聞かれる個人情報は、不安なら適当にはぐらかす

一回目よりも長くお話しいただいたのでとりとめないかもしれませんが、こんな感じになると思います。


そうですね。

今回は赤裸々な内容というか、もしエステティシャンの知り合いにばれるようなことがあったら怒られてしまうかもしれません(笑)

私がお話したことでより一層エステが怖くなってしまったという方もいるかもしれませんが、分かりやすいように酷いサロンの例を言ってますので、そんなに怖がらないでくださいね。

安い料金でも、親身になって美しくしてくれるサロンなんて世の中にいくらでもありますからね。


はい、分かりました。

また第三回目のインタービューも、今回と同じがそれ以上に元プロだから言える突っ込んだ内容のお話を聞きたいと思っています(笑)

それではY子さん、本日はどうもありがとうございました!


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